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LINE公式アカウントのブロック率を下げるには?

公開 2026.10.07 最終確認 2026.10.07 OFFICE 141編集部

LINE公式アカウントのブロック率を下げるには、配信の回数、送る相手、内容の偏り、友だち追加直後の案内の4点を見直します。アカウント全体のブロック率を見る場合は、同じ時点の友だち追加数とブロック数を使い、「ブロック数÷友だち追加数×100」で計算します。ただし、ブロック率を下げること自体を目的にはせず、配信への反応や売上とあわせて判断します。

ブロック率の計算式と確認場所

ここで扱うブロック率は、これまでに友だち追加した人数に対する、ブロックしている人数の割合です。同じ時点の友だち追加数が2,000人、ブロック数が500人なら、500÷2,000×100で25%になります。日別・期間別の増加数を、この計算に混ぜないようにします。

友だち追加数とブロック数は、管理画面(LINE Official Account Manager)の「分析」にある「友だち」で確認できます。同じ画面に出るターゲットリーチは、友だち数からブロックした人などを除いた、メッセージを配信できる人数です。

「友だち追加経路」の画面に出るブロック数は、選んだ期間に発生したブロックの数です。その期間に友だち追加した人のブロック数ではありません。期間を区切って割合を出す場合、その期間にブロックした人と、その期間に友だち追加した人は、同じ人たちとは限らない点に注意します。

「平均」として出回る数字は、条件つきで読む

出典と集計の条件を確認できた数字として、次の2つを挙げます。どちらも特定の会社が関わるアカウントの集計で、LINE公式アカウント全体の統計ではありません。

  • LINEヤフー for Business の公式noteに掲載された寄稿(2022年10月):寄稿者が運用に携わるアカウントのデータで、全体の平均は36.12%。対象のアカウント数や集計期間は書かれていません。
  • ソーシャルPLUSの調査(2024年8月公開):同社がサポートするアカウントのうち、友だち数1,000以上のものが対象で、平均29.7%、中央値27.0%。商材別の平均は化粧品36.6%、日用品22.3%などと幅があり、友だち数が5,000未満では約22%、50万以上では40%を超えています。

商材や友だち数で数字が変わるため、他社の平均との差だけで良し悪しを決めず、自社のブロック率が以前と比べてどう動いたかを見ます。

ブロックが増える主な原因と見直し方

モビルス株式会社が2025年6月に、LINE公式アカウントを友だち追加している全国の男女655人を対象に行ったインターネット調査では、7割がブロックした経験があると回答しています。ブロックの理由で多かったのは、「情報配信の頻度が多すぎるから」(26.5%)と「アカウント整理のため」(25.2%)でした。年代別では、50代で「有益な情報は来ないから」(23.3%)、40代で「キャンペーンやLINEスタンプ配信期間が終了したから」(20.7%)も挙がっています。

配信の回数

ソーシャルPLUSの調査では、手動で配信しているアカウントについて、配信頻度が高いほどブロック率がやや高く、特に毎日配信する場合にその傾向が目立ったとされています。回数の決め方は、141 ANSWERSの「LINE公式アカウントの配信頻度は週何回が目安?」で説明しています。

送る相手

全員に同じ内容を送ると、その情報に関心のない人にも届きます。公式noteの寄稿は、属性や興味関心に合わせて配信先を分けるセグメント配信を、対策の一つに挙げています。

管理画面では、性別や年齢などの属性で配信先を絞り込めます。この属性はLINEの利用動向などから推定した「みなし属性」で、属性による絞り込みにはターゲットリーチが100人以上、絞り込み後の推計対象ユーザーが50人以上必要です。購入履歴や会員情報に合わせて送り分けるには、自社の会員情報とLINEをID連携しているなど、その情報を配信に使える状態が前提になります。

内容の偏り

同じ種類の告知が続くことも、ブロックの理由になりえます。公式noteの寄稿は、キャンペーン情報は必要なタイミングで送りつつ、合間に違う種類のメッセージを挟むことを勧めています。

友だち追加直後の案内

LINEヤフー for Business の公式コラムは、友だち追加の直後に届くあいさつメッセージで、どのような情報が送られてくるのかを伝えることを勧めています。特典やキャンペーンをきっかけに追加した人には、受け取ったあとも友だちでいる理由が伝わっているかを確認します。

ブロック率だけで判断しない

公式noteの寄稿は、ブロック率の上下に一喜一憂するような過剰な意識は必要なく、一定のブロックは許容しながら運用する、という考え方を示しています。モビルスの調査でも、「アカウント整理のため」のように、配信の回数や内容を直接の理由としない回答が含まれていました。

ブロックを避けるために配信を控えると、案内が届く機会も減ります。ソーシャルPLUSは、配信からの売上、配信コスト、ブロック率、ターゲットリーチの4つを評価の軸に挙げています。ブロック率は、配信の相手・内容・回数が合っているかを確かめる数字の一つとして扱い、次の数字とあわせて見ます。

  • ターゲットリーチ:ブロックが出ていても、配信できる人数が増えているかを見ます。
  • クリックや購入・申込み:配信への反応と、LINE経由で確認できる成果を見ます。
  • 配信した日の前後のブロック数:どの配信のあとに増えたかを見ます。配信対象の人数が違う場合は、件数だけで比べません。

出典

  • 「【業界別実績付き】LINE公式アカウントにおけるブロック率について考える」LINEヤフー for Business(note、2022年10月19日)https://note.com/lycbiz/n/nf72ae804b6a5
  • 「LINE公式アカウントのブロック率とどう向き合うか?〜商材、配信頻度・配信方法・友だち数別の調査結果からわかること」株式会社ソーシャルPLUS(2024年8月21日公開)https://blog.socialplus.jp/knowledge/line-block-rate/
  • 「LINE公式アカウントのブロック率はなぜ上がる?ケース別に原因と対策を解説」株式会社ソーシャルPLUS(2023年6月23日公開)https://blog.socialplus.jp/knowledge/improve-block-rate/
  • 「消費者のLINE公式アカウント利用実態調査2025」モビルス株式会社(2025年9月9日)https://mobilus.co.jp/press-release/48566
  • 「分析 – 友だち」LINE公式アカウント マニュアル(LINEヤフー for Business)https://www.lycbiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/insight_friends/
  • 「絞り込み配信について」LINE公式アカウント マニュアル(LINEヤフー for Business)https://www.lycbiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/broadcast-demographic/
  • 「LINE公式アカウント 基礎用語集」LINEヤフー株式会社(2023年10月作成)https://www.lycbiz.com/sites/default/files/media/jp/download/line_oa/LINE%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88%20%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%94%A8%E8%AA%9E%E9%9B%86_LYC.pdf
  • 「【公式】LINE公式アカウントのあいさつメッセージ|作成のコツや例文集」LINEヤフー for Business(2026年8月31日更新)https://www.lycbiz.com/jp/column/line-official-account/technique/aisatsu-message/

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